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PICの学習指導方針

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PIC の学習指導指方針について

「解く」だけではない、「考える」レッスン。

 慶應内部進学専門の学習塾PICは、慶應生が慶應義塾大学、大学院に進学するための塾です。 したがって在籍者はすべて内部生とよばれる幼稚舎、横浜初等部、普通部、中等部、湘南藤沢、塾高、志木高、女子高、ニューヨーク学院、慶應義塾大学のいずれかに在籍している生徒、学生のみです。また、実施している授業は、学校別の慶應内部進学クラスレッスン、慶應内部進学個人レッスン、そして医学部を目指す人のための慶應医学部内部進学レッスンのみとなります。
 学校や、予備校、塾での教師の役割とは何でしょうか。「わかりやすく教えること」はまず一義的な役割ですが、学ぶべきことが指数関数的に増え、ドラスティックに日々変化する社会で、求められる知識や技術が多様化し、そのなかで「何を」を教えるかが教師にとっては以前にもまして重要となっています。私たち自身が油断をしていると、あっという間に権威主義的な「化石化した知識の伝道師」となり、多くの場合、それに気づくことはありません。 教育は社会が変化しつつある中で、これから未来に必要とされる知識や技能を、過去の事例から類推して提示するという困難な要求をされています。 また、その中で知識の賞味期限はより短くなり、逆説的ですが教える側こそが、生涯を通して積極的な学習者であることが求めれられています。
 生徒もまた、これまで以上に生涯を通して学びの必要があり、学校外での学びも増えています。既存の初等、中等教育制度が時代の要求に追いついていない状況で、学習塾としての私たちにできることは、新しい知識や技術を身につけるための学習過程そのものがどのように成立するのかを理解させること、そのプロセスを進めるファシリテーターとしての機能を果たすことです。
 教育の本質は何かをミスなく円滑に終了させることではなく、ミスが不可避であるが故に、そこからの軌道修正や気づきを導くことにあります。生徒個人の発達段階、理解の程度に応じて学びを促すこと、それこそが教師の根源的な機能であり、これからどれほど技術革新が進んでもAIでは代替不可能であるがゆえに、社会的業務として期待されていると考えています。
 私たち学習塾PICは、教師、講師自身が進化しつつある学習者として、これまでの獲得してきた経験と知識から次の世代の成長を促す起爆剤であり続けることを宣言いたします。

◇英 語

 Whether you like it or not, English is a de facto common language not only in academics but also in business. Even Keio students living in Japan cannot ignore this fact. Many countries in Asia have adopted English as the chief foreign language in schools. In Malaysia, elementary school children, whose native language is Malay, study science in English. If you had been born in Hong Kong or Singapore, you would speak at least two or three languages: English, Mandarin, Cantonese, Hokkien, Malay and Tamil. Their students are bilingual or trilingual, and some of them try to master the third, fourth or fifth foreign language at university. Maybe you know that GDP of Japan is the third in the world. However, do you know that our GDP per capita is the 24th in the world and only 60% of Asian top Singapore? GDP per capita is often said to indicate a country's standard of living. We are already far behind Singapore. With this in mind, may I ask you a question? How many languages can you speak?
 English, more precisely a lot of information in English, crosses the borders every day. As never before, you have had to study English as a means of having an education or getting a job. You will inevitably cooperate or compete with native or non-native English speakers at universities or in companies in the near future, therefore we can say for sure that one of the main purposes of learning in high schools is to improve practical English communication skills. Now you are expected to master fundamentals of English in high school years.
 PIC offers effective practice in all four language skills: reading, writing, listening and speaking, according to the level or the grade of each student. Some of our high school courses are divided into advanced and intermediate classes in order to provide students with a more focused classroom environment and to ensure integrated learning.
 Our lessons also place particular emphasis on the acquisition of precise grammatical knowledge, which is based on deep understanding of all the textbooks at each Keio school. This is essential for both high scores on examinations and further studies at university.
 We strongly hope that our lessons will develop your communication skills to high proficiency level and ensure your success at each school: Futsubu, Chutobu, SFC, Senior High School, Girls High School, Shiki High School and Academy of NY.

◇数 学

 数学を学ぶ意味とはいったい何でしょうか。 それに完全に答えるのは困難ですが、少なくとも次のようには回答できると思います。 物理、化学、地学などの自然科学であれ、経済、政治などの社会科学であれ、原理があり、何かの法則が働いている。 そしてそれが規則的なものであれ、不規則なものであれ、数式を含む数学で必ず表現されるはずだ。 したがってすべての科学の根底に数学が存在し、数学抜きの科学はありえないと。
 ニュートンが『プリンキピア』で古典力学を数学的に示したように、現実の世界は数学を通して、 その法則が単純化または抽象化されます。したがって、私たちは数学を知ることによって、現実の複雑な世界を知り、 より深く理解することができるはずです。高校で学習する方程式、三角関数、ベクトル、確率、統計、数列、微積分、行列、 複素数などの諸分野は そのための道具であり、他の学問を理解する道具としての有用性を、中学、高校の段階では十分に発揮していません。 そのごく一部が物理や化学のさまざま法則でのなかで、たとえば化学の「気体の状態方程式PV=nRt」、 物理の「自由落下の法則V=gt」などで、高校でようやく「公式」として姿を現し始めています。 私たちは高校に入ってはじめて、普通部、中等部、湘南藤沢の1年生で学んだ方程式が、 自然現象を表現する便利な道具である、言い換えれば数学の時間以外で役に立つことを知ります。 こうした「公式」を見たときには、方程式を完全に理解しているので、あまり意識しませんが、 もし方程式を中学の段階で理解することをあきらめていたら、どうなっていたでしょうか? おそらく何も理解できないはずです。方程式でさえ、初めて数学の授業以外で役に立つのは、 学んでから3年間が経過してからです。しかも、この時点で見えているのは、数学の有用性のほんの一部でしかありません。 数学は私たちの役に立ちます。その有用性は、中学、高校以降、更に明らかになっていきます。
 また、数学はそのものとして楽しみを与えてくれます。ニュートンと同時期の江戸時代、日本では『算額』をつくる習慣がありました。 日本独自の数学である、和算を研究した人々が、自ら考えた幾何の問題やその解法などを 木の額にいれて、その地方の神社に奉納してきました。 算額は日本の各地にあり、多くが現存しています。もちろん、神に捧げるという宗教的な意義もあったでしょうが、 日常生活とは関係のない和算問題を作り、解いて楽しむ。そして、それを奉納することで周囲に知らしめるという、 遊びであったことは言うまでもありません。このように自然科学とは、一線を画した、代数学、幾何学や解析学といった、 純粋な思考としての数学もまた存在します。私たちは江戸の昔からこのような数学を楽しんできました。
 高校で学習する数学が、その本当の面白さや有用性を発揮するのは、まだこれからです。 したがって、学習塾PICでは文系に進学を希望する生徒にも、まずはその学習の意義が完全に理解できなくとも、 「数学は本当に役に立つのか」という疑問を留保して、積極的に数学の学習することを勧めています。 何年か過ぎれば、そうした疑問自体が消えているはずです。また、よく数学が得意であるとか、苦手であるという発言を耳にします。 また、数学という分野は好き嫌いが分かれやすい教科かもしれません。 しかし、中学、高校の範囲の数学は誰もが理解して、 得意になる可能性があると私たちは考えています。
 将来、数学そのものを職業とする人は極めて少数であるとは思いますが、文系、理系を問わず、あらゆる学問分野において、 数学は論理的思考、表現に欠かすことができません。 学習塾PICの慶應内部進学レッスンが慶應生の成績向上に貢献するものであるのは当然ですが、 多くの生徒が数学の面白さに気づいてくれること、また、大学以降の学習、研究につながるものであることを願っています。 そしていつの日かニュートンや、ボーアや、アインシュタインや、ホーキングのように、 エレガントな数式を通して世界や宇宙の法則をつかみ取る人が出ることを、心の底から願っています。

◇理 科 ( 物理、化学、生物、地学、中学理科)

 昔、博物学という学問分野があったのは知っていますか。 エレキテルで有名な平賀源内や、現在も使われる植物図鑑の多くを編集した牧野富太郎、粘菌研究の南方熊楠、 海外ではレオナルド・ダ・ビンチ、分類学で知られるリンネなども博物学者として語られます。 自ら野山に出かけ、岩石を採集し、薬草を集め、 あるいは動物の研究をするなど、自然に存在するものを広く対象とした学問です。 現在はそれぞれ岩石学、植物学、動物学、天文学、薬学などに細分化され、「博物館」という名称を聞くことはあっても、 「博物学」という学問分野はもう存在していません。 ロンドンやニューヨークにある「自然史博物館」の自然史もこれと同じ意味で用いられます。 いずれにしても「過去の学問」です。中学の理科という分野は、その内容が少し古いことも含めて、 この博物学に似ています。中学生の理解のしやすさという点から、科学的な厳密さや、 定量的な扱いは多少妥協していますが、人類が20世紀と21世紀初頭までに獲得した科学的知識、常識の多くが、 博物学的に詰まっています。中学の理科は、中学生にとって易しくありません。
 学習塾PICの理科レッスンでは、学校での学習内容を深く理解するための講義・演習と、 実験・観察についてのレポート指導などを行っています。物理、化学、生物、地学などの理科学習において、
1.科学的な知識を身につけること。
2.自然を客観的かつ法則的にとらえ、観察や実験を通して、事実から考える習慣を身につけること。
3.またそれを通して論理的な思考法を養うこと。
を伝えていきます。これらは理科学習の3本の柱で、中学生、高校生に欠かすことができません。
 学習塾PICは、意欲的に理科を学ぶ生徒を応援していきたいと考えています。 レッスンを受けていただければ、他にはない「本物の理科」をお伝えできると思います。 そして、わかれば当然にように、面白くなります。幕末の高杉晋作は「おもしろきこともなき世をおもしろく、 住(すみ)なすものは心なりけり」と詠んだといわれています。 「世のなかを面白く生きるかどうかは、人の心がけ次第である」という意味でしょうか。 もしそうであれば、学習塾PICは「科学の心」で、面白くしていきます。

◇フランス語

Dans le monde d’aujourd’hui, parler une seule langue etrangere ne suffit pas. Un eleve qui parle plusieurs langues multipliera ses chances sur le marche de l’emploi dans son propre pays et au niveau international.
Le francais est souvent considere comme la langue de la culture et elegante, mais la langue francaise est parlee non seulement en France. C’est la langue officielle pour 29 pays et plus de 200 millions de personnes parlent francais sur les 5 continents. C’est la langue etrangere la plus largement apprise apres l’anglais et la neuvieme langue la plus parlee dans le monde.
Le francais est tout aussi utile lorsqu’on visite l’Afrique, la Suisse, le Canada, Monaco, les Seychelles….
Parler francais permet notamment de poursuivre ses etudes en France dans des universites en Europe et dans le monde.
Le francais est a la fois langue de travail et langue officielle a l’ONU, dans l’Union europeenne, a l’UNESCO, a l’OTAN, au Comite International Olympique, a la Croix Rouge Internationale…et de plusieurs instances juridiques internationales.
Apprendre le francais aide a apprendre d’autres langues, notamment les langues latines (l’espagnol, l’italien, le portugais ou le roumain) mais aussi l’anglais puisque le francais a fourni plus de 50% du vocabulaire anglais actuel.

Nous donnons des cours de soutien scolaire et preparer les examens, mais aussi apprendre a:

・ Bien prononcer les sons francais ( ressource pour la prononciation et l'orthographe
・ Exprimer clairement et efficacement ses idees en francais
・ Decouvrir la culture francaise ou francophone en apprenant

Etudier une autre langue consiste non seulement a apprendre d’autres mots pour designer les memes choses, mais aussi a apprendre une autre facon de penser a ces choses.

≪ Avoir une autre langue, c’est posseder une deuxieme ame ≫ ? Charlemagne


【日本語訳】
 今日の世界では、外国語は1か国語だけでは十分ではありません。数か国語を話せる生徒は、国内雇用市場のニーズにとどまらず世界水準の市場においてもより多くの雇用のチャンスを得ることでしょう。
 フランス語は文化の言語、エレガントな言語と称されることが多いですが、フランス国内でのみ話されているわけではありません。世界29か国の公用語であり、5大陸で2億人もの人々がフランス語を話しています。また、英語に次いで世界で学ばれている言語であり世界で9番目に多く話されている言語でもあります。
 フランス語を話せることで、アフリカ、スイス、カナダ、モナコ、セイシエル諸島など・・・さまざまな場所を訪れる際にも有効ですし、フランス語を話せることでフランス国内の大学進学、欧州、世界での進学が可能となります。
 フランス語は、国連、EU(欧州連合)、ユネスコ、NATO(北大西洋条約機構)、IOC(国際オリンピック委員会)、赤十字国際委員会の公用語であり、法的国際機関で優先的に使用されている言語でもあります。
 フランス語を学習することで、ラテン語ロマンス語族の言語(スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ルーマニア語)を学ぶ際の助けになりますし、現代英語における英単語の50%はフランス語を語源としています。

 当塾では、日々の授業の復習や定期試験準備のサポートにとどまらず、今後の人生で役に立つスキルとなるよう下記の習得をめざします。

・ フランス語を正しく話す(発音と綴り字の成り立ちを習得する)
・ 明確な表現で効果的にフランス語を(自分の言葉で)話す。
・ 学習を通して言語の背景にあるフランスやフランス語圏の文化を知る。

 異国の言葉を学ぶことで、単語の意味を理解するツールとしてだけではなく、これまでとは違った視点で言語や文化を考える事を身につけることを学んでほしいと思います。

 ≪他の言語を学ぶことは、第二の魂を持つことである。≫ シャルルマーニュ(カール大帝)


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