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学習塾PICは、幼稚舎および横浜初等部から慶應義塾大学までの慶應内部進学専門塾です。
「慶應生に必要なことは何か」。それに対する学習塾PICの回答は、明快です。
近い将来の大学、大学院での学習、研究も考えて真の「学力」を身につけること、 そしてそのために必要な日々の学びを習慣化することであると。そして、また「学力」とは単に問題を解く能力ではなく、どのような分野であれ、知的好奇心を持ち、その理解のために行動し、積極的に取り組む姿勢であると定義しています。学習塾PICは、慶應生の「学力」の向上と、その結果としての成績の改善に貢献したいと考えています。
将来に夢や希望があり、それが中学、高校の学びを通して実現できるものなら,ぜひ実現してほしい。またそのための「学力」を身につけて欲しい。「学力」の向上のために学ぶことは、自分自身の理解を見つめなおす契機となり、自らの知らないこと、理解できないことに謙虚になることにつながります。古の哲学者は、これを「無知の知」とよびました。多くを学べば、自分が何も知らないことに気づき、それが新たな学びの原動力となります。
近い将来、若い学生や生徒たちも社会に出ます。私たちの願いは、そのときに彼らが「良心的な知性」であることです。恵まれた環境での成長は、しばしばその社会的アドバンテージを、自らの有能性と誤解させます。また、高すぎる自尊心や自己評価が、ときにその成長を妨げるのも事実です。しかしながら、私たちが教えてきた、圧倒的に優秀な生徒はすべからく謙虚な学習者でした。これに例外はありません。
私たちの社会がどのような方向に進んでいくかは不透明です。過剰に楽観的になるのが誤りなら、ペシミスティックにとらえすぎるのも、杞憂かもしれません。そのなかであなたたちは、近い将来どのような大人であることが求められるのでしょうか。それは、それぞれの社会制度のなかで、「良き市民」とされても、「ノーブレスオブリージュを負う貴族」であっても、人として求められる本質に大差はないのかもしれません。決してユートピアではない社会では、将来のために一歩一歩前進して、今を生きていくことが求められています。そして、それがいつかは理想の自分につながります。 青い鳥を探しに時間を費やすことなく、学習塾PICで自分を変える契機をつかんでいきましょう。まずは学びを通して「学力」を向上させることが、その第一歩です。
私たちは、皆さん一人一人が、学びを通して人生を自ら切り開く才能があると信じています。さあ、ここがロドスです、跳んでみましょう。
Faber est sua quisque fortuna. Hic Rhodus, hic salta!
2020年7月(一部改訂)